ナイロン、フロロ使用感検証!
2023年は常識にとらわれず、自分なりにタックルセッティングを検証をしてレベルアップしていく年にしたいと考えています。
その一環として、ラインセレクトによる使用感の違いを検証するということを一つのテーマとして考えています。
今回は1月14日、ナイロンとフロロの使い比べと称して、富士見池にて実験!
ベイトとスピニング、20lb、12lb、8lbで、ナイロンとフロロをそれぞれ交互に使い、様々なルアーやリグを使い比べるというもの!
キャストよりもあくまで、リトリーブ中の使用感や感度等感覚に関するものです。
多数試したのですが、いくつかピックアップし、あげてみます!
⚫スピナーベイト、スピンテールバイブ
スピナーベイトが軽ければ軽い程、フロロより、ナイロンのほうがブレードの回転を手元に伝える、ということ。これは、ラインスラッグが影響してると思わるが、理由はラインの比重であると思わレる。
またナイロンのほうがスローリトリーブが可能であり、リトリーブスピードの調整をしやすい。
ただ、フロロのほうがラインスラッグを利用し、喰わせの間を作りやすいと言えるかも…これはルアーが重ければ重いほど!
⚫ダウンショット、フリーリグ、テキサスリグ
近距離なら感度としてフロロかと、ただ、キャストし、ずる引きしている時の感度はナイロンが勝ると感じました。
やはり同じ速度(力)でまく時のスラッグ量が関係していると思います。
シンカーが重ければ、使用感はまた変わると思います。
またシェイクした時に、フロロは手前にルアーを寄せてしまうが、ナイロンは一点に近い所でのシェイクが可能だと感じました!ルアーが軽ければそれは顕著に。
より長時間ルアーを見せたい釣りにはナイロンが優位だと感じました。ただ、一方で、ラインスラッグがあったほうが食いが深くなるのも事実で、
釣り方と好みによると思います。
⚫ノーシンカー、超軽量リグ
底をずる引きでは、やはりナイロンが感度は上。これは軽い力でもスラッグが調整され、ラインが直線に近くなることが影響してるかと思われます。
ちなみに比較的シャローで、超軽量リグやノーシンカーのフォール時に魚がバイトした時の感度はフロロが優勢だと感じました。それもラインの比重が関係していると思われます。
タコ糸と、金属のチェーンと、それぞれ竿にぶら下げ、上下に動かした時、どちらが手元に動きを伝えるか…言うまでも無く素材が重いほうですが、これは極端な例だとしても、
比重による違いがここまで差を与えるのかと、改めて感じました!
と、短い検証時間でしたが、色々と一般的にイメージされているであろうことと異なる使用感を感じました!
単純にラインが伸びる伸びないじゃなく、比重が使用感や感度に影響する部分についてはあまり取り上げられませんが、かなりの違いがあると、改めて感じました。
ちなみにベイトとスピニングでもかなり使用感に違いがあるが、これはガイドの位置とスラッグのだしやすさ、が影響してると思われますが、検証中のため、今回は割愛し、またの機会にでも!
どちらが優勢ということなく色々自分なりに検証してセッティングを考えることが大切だと感じました!